タグ: 語源の記事一覧
-
【語源100話(46)】categoricallyがなぜ「無条件に」になるのか
categorically(キャテゴリカリー)がなぜ「きっぱりと」「断言的に」「絶対的に」「無条件に」という意味になるのか長年、しっくりこなかった。categoryはカテゴリー(範疇、分野)として日本語になっている。 c […]
-
【語源100話(45)】ウイルスと妥協するcompromise
compromise(カンプロマイズ)は「妥協する」「歩み寄る」だが、IT用語では、「セキュリティーを脅かされる」「安全性に問題が出る」「本来の安全性を損なう」と訳せることがある。 compromiseの語源はcom(一 […]
-
【語源100話(44)】concatとconcatenateとカテナチオの関係
concatは、pythonのプログラミングで出てくる命令語。pandasライブラリで、複数のファイルに分かれたデータを縦に繋ぎたいときに使う。なんとなくコンキャットと読んでしまうが、正式にはconcatenate(コン […]
-
【語源100話(43)】「学生」を意味するTaliban(タリバン)
完全国内英語学習組のAlexです。中東周辺が再びきな臭くなってきました。 Taliban(タリバン)の語源は、アラビア語でstudent(学生)を意味するtalib(タリブ)の複数形から来ている。パキスタンのイスラム神学 […]
-
【語源100話(42)】lodgeの意外な意味
lodge a complaint with、またはlodge a protest with などという形でlodge(ラッジ)を使うことがある。「〜に正式に(抗議や不満を)申し立てる」という意味である。 lodgeは元 […]
-
【語源100話(41)】concerningの罠
concerning(コンサーニング)の罠には気をつけたいという話。 concern(コンサーン)で「〜に関係している」「心配させる」「心配する」の意味があるので、野生のconcerningと出会った時、思わず「〜を心配 […]
-
【語源100話(40)】しっぽや指を振るwagと旗や手を振るwave
wagもwaveも動詞で「振る」という意味があるが、指を振るときはwag、手を振るときはwaveとなる。他にも、wagは動物がしっぽを振るとき、waveは旗を振るときに使われる。 語源はどちらも同じで、印欧古語のwegh […]
-
【語源100話(39)】height, width, depth
HTMLなどでお馴染みのheightやwidth,は、それぞれ「ハイト」「ウィッヅ」のような感じで発音する(ヅはズとは違う発音)。自分はBasicに明け暮れていた小学生時代から、widthを「ウィドス」とローマ字読みに近 […]
-
【語源100話(37)】farからimportantの旅
farの下となる接頭辞、per-はさまざまな言葉を生んでいる。per-のイメージは「前方へ」「前方の遠くまで」。pはfに訛りやすいので、far-やfur-に変化することがある。面白いと思った例をいくつか。 furnish […]
-
【語源100話(27)】スピン回転のYaw(ヨー)
Yaw(ヨー)は縦軸に対する回転を表すことが多い。バレエやフィギュアスケートでクルクル回る動きがyaw(ヨー)回転である。pitch(ピッチ)やroll(ロール)と比べると日常会話で聞く頻度が少なく、プログラミングを学ん […]