【一読で覚える英単語(7)】inconsequential
「inconsequential」という単語は、ぱっと見ただけで「長くてややこしそうだな」と感じるかもしれない。しかし、よく分解してみると、それほど難しくない。「in-(否定)」+「consequential(重要な、結果として生じる)」となり、「重要ではない」「取るに足らない」という意味になる。
この単語を覚えるためには、まず「consequential(重要な、重大な)」を理解するのが先決だ。この単語は「consequence(結果)」から派生しており、「結果をもたらすほど重要なもの」という意味を持つ。したがって、「in-」がつくと、「結果に影響を与えない」つまり「大したことない、取るに足らない」となるのだ。
語呂合わせで覚えるなら、「このコンサート、チケット取れなかったけど inconsequential(インコのせい、食えんしゃる!)」と考えてみよう。インコがエサを欲しがったせいでコンサートに行けなくなったとしても、「まあ、どうでもいいか。食わしてやるわい」と思えるレベルの出来事。そう、inconsequential とは「気にする価値もないほど些細なこと」なのだ。
もっと簡単な言葉で言い換えるなら、not important(重要ではない) や trivial(ささいな) がしっくりくる。似たような単語に insignificant(取るに足らない) もあり、どちらも使えるが、inconsequential の方が「結果に影響を与えない」ニュアンスが強い。
実際の使い方を見てみよう:
- The mistake was so small that it was inconsequential.
(そのミスはあまりにも小さく、取るに足らなかった。) - Don’t worry about those inconsequential details.
(そんな些細なことを気にするな。) - His opinion is completely inconsequential to the decision.
(彼の意見はその決定にはまったく影響を与えない。)
この単語を見たら、「インコのせいで行けなくても、まあどうでもいい」と考えてみよう。そうすれば、もう二度とこの単語を忘れないはずだ!ちょっと今回は厳しかったですね…。