【一読で覚える英単語(6)】gullible

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「gullible」という単語は、一度聞いただけではなかなか意味がつかみにくいかもしれない。しかし、実はとてもシンプルで、「騙されやすい」「すぐに信じてしまう」という意味を持つ。詐欺師にとっては絶好のターゲットになりやすいタイプの人を指す単語だ。

語源を探ってみると、「gull(カモメ)」と関係があるのでは? と思うかもしれないが、実は違う。「gull(ガル)」には「騙す、だます」という意味があり、16世紀にはすでに「gullible = 騙されやすい」として使われていた。「カモメ」の gull とは偶然の一致だが、日本語の「カモがネギをしょってくる(=簡単に騙される)」という表現を思い出すと、ちょっと面白いつながりを感じるかもしれない。

では、どうやってこの単語を忘れないようにするか。ここでちょっとした語呂合わせを使おう。「gullible(ガリブル)」と聞くと、「ガリガリ(細身)」なイメージを持つ人もいるかもしれない。そこで、「騙されすぎて財布がガリガリにやせ細る gullible な人」と覚えよう。詐欺に引っかかりすぎると、お金がなくなり、まさに「ガリガリ(gullible)」になってしまうというわけだ。

もっと簡単な言葉で言うと、gullible は easily tricked(簡単に騙される)too trusting(信じやすい) と言い換えられる。似たような単語には naïve(世間知らずな、単純な) もあるが、gullible のほうが「騙されやすい」というニュアンスが強い。

実際の使い方を見てみよう:

  • Don’t be so gullible! Not everything on the internet is true.
    (そんなに騙されやすくなるな!インターネットの情報がすべて本当とは限らないぞ。)
  • He’s so gullible that he believed the scammer immediately.
    (彼はとても騙されやすく、詐欺師の言葉をすぐに信じてしまった。)
  • Only a gullible person would fall for such an obvious trick.
    (そんな明らかなトリックに引っかかるのは騙されやすい人だけだ。)

この単語を見たら、「ガリガリにやせ細るほど騙されやすい人」というイメージを思い出そう。そして、「ちょっと慎重に考えることも大事だな」と、自分が gullible な人にならないように気をつけるのも良いかもしれない。

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