「flaunt」という単語には、どこか「見せびらかす」ような派手さがある。意味としては「誇示する」「これ見よがしに見せる」「ひけらかす」といったニュアンスを持つ。たとえば、高級ブランドのバッグを腕にかけて街を歩く人、豪華な車を乗り回す人、あるいは鍛え上げた筋肉を自慢げに見せる人。こうした行動を英語では flaunt というのだ。
この単語の語源をたどると、16世紀のスコットランド語 flant に由来し、「はためかせる」「ひらひらさせる」といった意味があった。つまり、もともとは旗や衣服を風になびかせるようなイメージがあったのだ。それが転じて、「わざと目立つように見せる」「誇示する」という意味に発展した。
さて、どうやってこの単語を記憶に定着させるか。ここでちょっとした語呂合わせを考えてみよう。「flaunt(フロント)」と聞くと、「フロント(front)」を連想するのではないだろうか? flaunt する人は、何でも前(front)に出して見せびらかす人。つまり、「flaunt = front に出して自慢する」と覚えると簡単だ。
もっとシンプルな英語で言うと、flaunt = show off(見せびらかす) がピッタリくる。同じ意味の単語として boast(自慢する) や display(誇示する) もあるが、flaunt には「わざと派手に見せる」というニュアンスが含まれている。
実際の例文を見てみよう:
- He loves to flaunt his wealth by driving expensive cars.
(彼は高級車を乗り回して自分の財産をひけらかすのが好きだ。) - She flaunted her designer handbag at the party.
(彼女はデザイナーバッグをパーティーで見せびらかした。) - If you have talent, there’s no need to flaunt it.
(才能があるなら、見せびらかす必要はないよ。)
ちなみに、英語には “If you’ve got it, flaunt it.” というフレーズがある。直訳すると「持っているなら見せびらかせ!」という意味で、つまり「才能や魅力があるなら堂々と見せろ」というポジティブな使い方もできる。状況によっては、flaunt も単なる自慢ではなく、自信を持ってアピールする行為として捉えられることもあるのだ。
次に「flaunt」という単語に出会ったら、「フロントに出して自慢する」というイメージを思い出してほしい。見せびらかす人は、何でも目立つように front に持ってくる。それが flaunt なのだ。
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