【社会人が英検1級を目指す意義と方法(1)】

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40代で英検1級に挑戦し、合格したので、何回かに分けてその経験をシェアしたいと思う。初回は自己紹介。

私自身、結構多忙なサラリーマンかつ3人の子育てをしながら英語の勉強をしたので、時間的にはかなり厳しかった。現代社会では多くの人が時間的に厳しい生活を送っているので、少しでもそういう方々の参考になれば。

プロフィール欄にも書いたが、家が裕福ではなかったので、海外への留学経験はゼロ。裕福でなくても奨学金や交換留学制度などがある、という人もいるが、本当に裕福でないと、子どものうちからなかなかその辺の情報に触れることはないし、そもそも親が「留学?お金持ちの子だけでしょ?」みたいな感じで、興味がない。

なので、アメリカに初めて行ったのは新婚旅行だった。それも滞在は6日程度。その後、出張で行ったこともあるが、アメリカの総滞在日数は人生全部合わせて2週間程度ではないだろうか。

英語系で発信している人の中には、たまに純ジャパニーズ(完全国内英語学習組)をうたっている人がいるけど、(短期留学以外)と小さく但し書きがあったり(書いてあるだけどマシだけど)、ちょっと怪しい人もいたりして、でも自分は生粋の純ジャパだと胸を張れる。

英検1級を取ろうと意識したのは、30代後半だった。少子高齢化や基幹産業の衰退で将来の日本の凋落が目に見えてきたことと、3人の子どもたちに英語を教えられるようにしておきたいと思ったことの2つが大きな理由。

グーグル翻訳やDeepL翻訳が普及し、「英語なんてなんで今頃やるの?」「英語学習なんて無駄な時間じゃない?」という周囲の声もあったが、それを振り切って英検1級を目指した。結論から言うと、英語や他の言語の自動翻訳が普及すればするほど、英語を学ぶことに意味が出てくるのだ。(つづく、週2,3回更新します)

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