カテゴリー: コラムの記事一覧
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ネット時代のジャーナリズムのあり方とは
新型コロナウイルスをめぐってSNSなどで情報収集をしていると、マスメディアと読者の境がなくなっていることに改めて気づかされる。ここでいうマスメディアとは、いわゆる既存のオールドメディア(existing old medi […]
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スープに蝿が入っていたら?
「世界の日本人ジョーク集」(中公新書、早坂隆著)という本を読んだ。ルポライターの著者が世界を回ってるうちに集めたエスニック(民族)ジョーク集(ethnic joke)。こういう本はいつの時代も人気だ。こういう本が好きな人 […]
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Quarantine(隔離、検疫)の語源
新型コロナウイルス(novel coronavirus, new conoravirus)のニュースが世間を騒がす中、quarantine(隔離、検疫)という単語に人々の興味が集まっているようだ。発音は「クウォレンティン […]
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貧乏くじ世代だって
一昔前、香山リカさんの「貧乏くじ世代」がどーたらかんたらという本が売れた。1970年代生まれが貧乏くじ世代。言うまでもなく、社会に出る前にバブルが崩壊したり、就職氷河期だったことが由来。まあ言われなくてもみんなが思い知っ […]
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ある町工場の話
ある町工場の社長が何年間も市に多額の寄付をしてきた。その額は毎年数千万円単位だった。実は社長個人ではなく、書類上は法人寄付となっている。会社は国から表彰され、社長が褒状を受け取った。社長の笑顔とは対照的に、従業員のテンシ […]
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記者のちょっとした誤解が他人の人生を変えてしまう話
「『エコノミック・アニマル』は褒め言葉だった」(多賀敏行著・新潮新書)を読む。 日本人のことを最初にエコノミックアニマル(economic animal)と呼んだのはパキスタンのズルフィカル・ブット外相(当時)という […]
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プロフェッショナルとアマチュアの決定的な違い
その昔、菊川市体育協会主催のスポーツシンポジウムを聞きに行った。ちょうど常葉菊川高が春の選抜高校野球で全国制覇したときである。 そして、常葉菊川高の佐野心部長の発言が非常によかった。佐野さんが基本に忠実であることは知る人 […]
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東京ディズニーランドをつくった男たち
ちょうど上海、香港のディズニーランドの苦境の話が出ているので、「東京ディズニーランドをつくった男たち」(ぶんか社、野口恒・著)を読む。実は、何度も読んでいる。TDR好きな私的には永久保存版な一冊 ( I want to […]
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モンゴルはmong(強い) gul(人)、国名語源の魅力
語源研究会会長(会員1人)として、備忘録。 ブルガリア→ボルガ川からきた人の国中国(china)→秦バングラディシュ→ベンガル人の国モンゴル→強い(mong)人(gul)=ムガール=マジャールにも訛化ポルトガル→静かな( […]
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「主」はローソクの象形、漢字語源の魅力
私用で荻窪に行く用があったので、少し足を伸ばして三鷹の国立天文台を見学して来た。 目的は日本最大の65cm屈折望遠鏡。80年前に作られもう引退しているが、雄姿は健在だった。赤道儀だけで6トンもあるとか。すごい迫力。写真に […]