カテゴリー: 語源100話の記事一覧
-
【語源100話(66)】火の神に由来するvolcano(火山)
Tonga(トンガ)で海底火山が噴火した。被害の詳細が分からず、心配である。東京オリンピックをやったばかりだったから、トンガの選手の顔も浮かぶ。目を離せないニュースだ。 ニュースには頻繁にVolcanoという言葉が出てく […]
-
【語源100話(65)】ペイントソフトのブラーでお馴染みのblur
blur(ブラー)は「ぼかし」「ぼかす」という意味で、ペイントソフトなどでは必須の用語になっている。動画編集でも、動きを強調するために輪郭をぼかすことをモーションブラーという。改めて覚えるまでもない馴染みの深い単語であり […]
-
【語源100話(64)】立ち上がるライオンとrampant
rampant(ランパント)は「激しい」「はびこった」「みさかいのない」「ものすごい勢いで横行している」という意味。猛々しい感じですさまじい勢いや迫力を持って何かが高まるさまをイメージした形容詞である。 「後ろ足で立つ」 […]
-
【語源100話(63)】バネのような強さを意味するresilience
resilience(レジリエンス、発音はリジーリエンス)という言葉を近年、よく聞くようになった。ラテン語由来で、re(後ろに)+salire(跳ねる)が語源。後ろに跳ねる、つまり、バネやゴムボールのように形を変えられて […]
-
【語源100話(62)】秩序よく並ぶイメージのordinary
ordinary(オーディナリー、オーディネリー)は「普通の、日常の」という意味。ordinary people(普通の人、一般人)という言い方がよく使われる。一般に、the + 形容詞で「〜な人々」と言えるので(例えば […]
-
【語源100話(61)】パネルディスカッションの「パネル」の意外な意味
パネルディスカッション(panel discussion)という言葉をよく聞く。和製英語ではなく、れっきとした英語だが、その意味は意外に知られていない。ディスカッションはなんとなく分かる。「パネル討論」と訳されるから、「 […]
-
【語源100話(60)】「けしからん!」はmonstrous
monstrous(マンスチュラス)は「極悪非道の」「全く酷い」「けしからぬ」という意味。いうまでもなく、monster(モンスター、怪物)の仲間である。覚えやすく、使いやすいコスパの高い単語だ。 モンスターとも共通する […]
-
【語源100話(59)】オミクロンとオメガ
新型コロナウイルスのオミクロン株がじわじわと日本にも侵入しつつある。オミクロンはギリシアアルファベットで15番目の文字。ニューとクサイが飛ばされたので変異株としては13番目となる。 オミクロンはomicronと綴る。綴り […]
-
【語源100話(58)】Norway(ノルウェー)の語源はやはりロマンチック
ノルウェーの語源は、そのものずばりで、「North way」というのがもともと意味。 norはnorth(北、北の)、wayは古印欧語の”wegh-“(to go, move = 行く、動く)に由 […]
-
【語源100話(57)】aestheticとエステと聴衆の関係
aestheticは日本語になっているエステの由来。読み方を無理やりカタカナで書くと、「エスセティック」となる。日本語のエステのアクセントは最初のエにあるが、英語のAestheticのアクセントはエスセティックとセにくる […]