「accost」という単語には、どことなく「鋭く迫る」ような響きがある。実際、その意味も「(威圧的に)声をかける」「詰め寄る」「ずけずけと話しかける」といった、少し攻撃的なニュアンスを持つ。たとえば、見知らぬ人が突然寄ってきて、大声で話しかけてきたり、道でセールスマンに強引に呼び止められたりする場面を想像してみてほしい。これが accost (アコースト)だ。
語源をたどると、ラテン語の accostare(側に寄る)がフランス語を経由して英語に入ってきた。もともとは単に「近づく」という意味だったが、次第に「しつこく話しかける」「威圧的に接触する」といった強い意味を持つようになった。現代では、特に「見知らぬ人に不快な形で話しかける」という場面でよく使われる。
この単語を忘れないために、ちょっとした語呂合わせを考えてみよう。「accost(アコースト)」と聞くと、「あ、コストかかる!」と驚くようなシーンを思い浮かべるといい。たとえば、道を歩いていたら怪しいセールスマンが寄ってきて、「ちょっといいですか?」と強引に話しかけてくる。断り切れずに何かを買わされるのではないか。「ああ、コストがかかりそうだ…」という予感。これを連想すれば accost = しつこく話しかけられる というイメージがしっかり頭に残る。
もっと簡単な英語で言い換えると、accost = aggressively approach(攻撃的に近づく) や confront someone suddenly(突然詰め寄る) という感じになる。似た意味の単語には approach(近づく) や confront(対峙する) があるが、accost は特に「不快なほど強引に近づく」ニュアンスが強い。
実際の使い方を見てみよう:
- A stranger accosted me on the street and asked for money.
(知らない人が道で私に詰め寄り、お金を要求してきた。) - The reporter accosted the politician with tough questions.
(その記者は政治家に厳しい質問を浴びせた。) - Tourists in the city are often accosted by aggressive street vendors.
(その都市では観光客がよく強引な露天商に声をかけられる。)
この単語を見たら、「あ、コストかかる!」と焦るようなシチュエーションを思い出そう。しつこいセールスマン、強引なナンパ、突然の詰問——これらはすべて accost なのだ。
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